ハナカミ王子様
コメント有難うございます。
お話のように、安心、安全は目に見えないところもあり、難しいものだと
思います。無農薬で作物を作っていても、隣の畑で農薬を散布すると、飛んで
きてしまいます。酸性雨も降ってきます。そんな環境ですから中々難しいものですが、やまのぶでは、こんな形で取り組んでいます。
元来、植物には自力で成長する力があります。
たとえば、自然の野原、雑木林などは肥料、農薬など使用しなくても立派に成長しております。何故でしょうか?。
植物自身で、広く根を張り、自然界に中で栄養素を取り入れています。
このような環境を時間をかけて作りあげていかなければなりません。
近来農業において、収穫量を増す為に人工的に科学肥料を与え、農薬を
散布して、野菜を収穫してきました。
その為、野菜など、作物は過剰な養分を取り込んでいます。
(作物のメタボリック現象です。)
過剰な肥料は植物の中で、硝酸帯チッソ(硫酸塩チッソ。硝酸イオン)として
残ります。
E.Uでは、硝酸帯チッソの
残留濃度は2500ppm以下と決められています。
日本では科学的根拠がないとの事で、規制はありません。
一般農法では、硝酸帯チッソの濃度は、平均1600ppmと言われておりますが
中には、2500ppmを超える作物もあるかも?。
有機栽培農法では、濃度は約、1300ppm位(国の有機認証)だと言われて
います。(2000 ppmを超える作物もあるかも?)
硝酸帯チッソは、
人間の身体の免疫力を低下させるといわれています。
自然栽培農法では、硝酸帯チッソは、多い作物で、200~300ppm、平均で
10ppmと言われており、
人間の免疫力を高める可能性があるといわれております。
自然栽培(無肥料、無農薬)のための土作りは、3年~5年の年月が必要ですから(年々良くなっていきます)、今年から挑戦を始めました。
人への安心、安全は食物だけではありません。食品の添加物、水の汚染、
環境の悪化など、限りがありません。
だから、個人個人がその事に気付き、安心、安全、健康を保つ為に、小さな一歩を踏み出して行くことが大切ではないでしょうか?。