Fw:大沢です。
青森県の八甲田山麓で、無農薬、無肥料の野菜づくりに挑戦しているお百姓さんがいます。無農薬で林檎を作っているあの有名な「木村秋則さん」の指導を受け挑戦して6年目になります。
一年目 よくやった。よくやった。
二年目 大丈夫、大丈夫、だんだん良くなるから。
三年目 肥料、農薬を使わないだけでなく自分で勉強しないと駄目だよ。
四年目 出来ているじゃないか、そして今年は胸に抱きしめて、 食べなくても 美味しいのが分かる大根だと言われました。
木村さんのノリは明るいのですが、あせらず、ゆっくり、しっかり頑張 れと言われてる気がします。
誰でもすぐに結果を出そうとするから挫折してしまうのかも知れませ ん。自然栽培は出来た野菜を見ればすべてが分かってしまいます から。
このメールは昨年の10月に、大沢さんがくれたものですが、無農薬の栽培を始めて、最初の4年間は上手く出来ず、私達と出逢った4年目には生活も困窮し、
もうやめようかと思っていた所でした。
元気が取り柄の私達に出逢い、励まされ、もう一度やる気になりました。
種を買うお金も提供し、道具の援助もさせてもらいました。
そして、わたしの得意な掃除、畑の周りの清掃もお願いしました。
土に活かされている者が、土を汚しているなんて!! ダメです。
5年目の昨年は頑張って良い野菜が出来ました。
そして、今年は6年目になりました。先日の青森の勉強会にも、新しい仲間を連れてきました。
そんな大沢さんから今日はこんなメールが届きました。
今日、村の生産組合の総会の帰り パンが届いていました。いつもありがとうございます。楽しみに待っている人が二人程います。 今日感じた事を専務に伝えます。私の回りの農家は皆農薬、科学肥料を使う栽培です。私が自然栽培を始めて今年で6年目になると回りが心配してくれています。励ましには思わず涙が出そうでした。無理だ! 馬鹿だ! めしが食えない! やめろ! ずーとそんな感じでした。谷川邦人さんも少しづつ勉強を始めて来てるし 後は元気に前に進むだけですね 専務はなんでもお見通しだから、、 今年は今月で夜の仕事を辞めて畑に専念します。応援お願いします。社長、専務とめぐり会えてほんとうに良かったと思っています。 大沢
(夜の仕事とは、アルバイトに行っている代行運転の仕事です。)
今年も美味しい野菜を待っていますよ~!!