東北ボランティア旅行第2弾
皆様ご無沙汰いたしております。
知らない方もだいぶ多くなったと思いますが…
私、やまのぶ矢作店で店長をしております本田(もうじき38歳)と申します。
以前(3,4年ほど前)は何度もこちらのブログにて登場していたのですが、今回久しぶりに専務の方からオファーを頂戴しまして、弊社のボランティア旅行第2班の報告をさせていただきます。
さて、第1班から1週間が経過した11月22日(火)。
私たちは飛行機で仙台空港に降り立ちました。
お客様からお預かりした冬物衣料を持って…。
写真は矢作店で集まった衣料品です。
私達矢作店から空港行きのバスに乗車したメンバーは、朝6時出発という事もあり、少々眠たいとうのが本音だったのですが、空港で降りるや否や東北地方の冷たい風に当たり、
またボランティア活動の現場となる船越湾に面した『船越小学校』まで向かう途中の、何度もテレビなどで目にした通りの現場の有り様に、いつしか眠い事も忘れ、ただただ言葉を失うばかりでした。
がれきの山々や、被災車両の山々、
とても住む事ができなくなってしまったであろう家々、
はたまた基礎のコンクリートしか残らなかった住居跡、
鉄骨だけしか姿をとどめていない公共施設、
(写真は報道でよく映ってた建物です。)
津波に流され外れてしまった橋…
目に飛び込んでくるどれもが衝撃的であり、テレビでは何度も見てきたはずなのに、実際目にする光景に言葉が出ませんでした。
実は第1班で行ってきた方たちから『寒かったよ~』という言葉を何度も耳にしていた私は、年末商戦を控えたこの時期の従業員の健康を気遣い、カバンの中にカイロを人数分忍ばせていたのですが、現場に着くまで眺めてきた風景に心変わりし、自分を少し責めました。
こんな状況でも頑張っている人たちを差し置いて、少し手伝いに来ただけの自分達だけ温まろうとしていたなんてなんて安っぽいんだ!!自分に腹が立ちました。
なので、少ないとは思いましたが持ってきたカイロ全てを、お客様からお預かりした大切な衣料品と一緒に被災された方達に使っていただこうと置いてきました。
その2へつづく