創業者 102歳の天寿を全う

山中 敦子

2012年12月31日 22:28

長寿を喜んでいました創業者の山中信一が12月22日に天寿を全うして他界しました。
12月9日の誕生日頃から少しづつ体調の変化があり家族の看護を受け、安らかな最期でした。

多く弔問をいただき「やまのぶ」の創業者として誇らしい旅立ちでした。

たくさんのお花に囲まれて長寿を祝っていただきました。

喪主の主人の会葬のお礼状に100年という長い刻を皆様が偲んでくださいました。

「逝く父の思いを大切に育んでいきます。」
スーパーやまのぶの前身は、両親が駅前で始めた、小さな八百屋でした。
郷里の碧南から出てきて、まさに裸一貫からのスタート。豊田と碧南の往復70キロを、
荷台に商品を満載した自転車を引きながら仕入れをしました。仕事に励む中で鍛えた身体と
健やかな精神は、父にとって大きな財産でもありました。その頑張りは、とても真似できそうありません。
父親としては商売同様大変厳しい父親でしたが、その反面子供達の成長過程の大変な時は、
そっと優しい手を差しのべてくれました。
苦楽を分かち合った伴侶に先立たれてからは寂しさもあったと思いますが母の分まで元気で、長生きして
くれた父。母の葬儀後は仕事に一切口を出さずに、今日に至るまで26年の間、毎日母の眠る安長寺の墓前に
花を手向ける姿に、二人は長い時を越え、やっとの思いで再会を果たすのでしょう。
父 山中信一は、平成24年12月22日、行年百二歳にて天寿を全ういたしました。父が繋いでくれた命のバトンと
家族の絆は孫からひ孫、そして やしゃごへ脈々と受け継がれています。父がその人生をかけて教えてくれたことを
思い出話と共に伝えながら、皆で力を合わせていきたいと思います。
父がこの歳になるまで歩みを進めることができましたのは本人の努力もさることなが、お力添えを下さいました
皆様のお陰と家族一同深く感謝申しあげます。 喪主 山中 勲

やまのぶの社員に見送られて旅立ちました。

葬儀に来ていただきました皆さまに厚く御礼申し上げます。
また、沢山の供花、供物を頂き感謝いたします。

感動葬儀と共に
創業者と過ごした45年間、尽き無い思い出を順番にお話ししたいと思います。