11月になってしまいました。

山中 敦子

2007年11月06日 17:35


早いですね、お正月がだんだん近くなってきてしまいます。
毎年、今の季節になるとレジの 「チェッカー技能検定試験」が始まります。日本セルフ協会の主催で全国で行われます。
レジの接客は会社の顔になりますので、色々と教育はしていますが成果は中々というところがあります。
その中で、毎年正社員を中心に検定試験を受け、3級、2級 と進み最後は1級となり、リーダーになることができます。
明るい笑顔と正確な計算が求められ、実技と筆記試験がありますが、社会人になってからの勉強は大変です。
最近はパート社員さんも挑戦してくれてレベルアップが感じられます。
子育て中のお母さんの勉強の時間はみんなが眠ったあとのお風呂の中でしたという話を聞いたときには頭が下がりました。
お昼の休憩中に分厚い問題集を読んだり、ビデオを撮り、笑顔の練習を何度も繰り返したりして、試験に出かけますが
多くの試験官の前で頭が真っ白になってしまったり、緊張で実力が出ない人も出てしまいます。
こんなこともありました。若い女の子が挑戦しました。大変真面目で熱心に仕事をする人で、試験勉強も模擬テストも
よく出来て自信で受けました。しかし、残念なことに不合格になってしまいました。
本人は納得がいかず、もう今後は受けないと言いました。
一生懸命やったので残念だっったことはわかりますが、それが気に入らないからと言って放棄してしまうのは
今後の生き方に影響します。気に入らないことをすべて拒否する生き方になるかも知れません。
何か自分に付かないミスがあったかもしれません。
勝負に勝つということは最後まで挑戦して始めて勝負したことになるので、今ここでやめてしまいことは負けたことに
なるかもしれないと話をしたら理解してくれ、再度挑戦してします。
彼女の言葉です。 「結果より挑戦することの大切さを知りました。あそこでやめなくてよかったです。」
きっと、今年は合格です。試験発表は11月29日です。