おいしいにおい♪

山中 敦子

2008年03月23日 11:45

本田はこれぐらいの時期になると、
魚屋さんの作業場によく出没します。


何が目当てというわけではなく…
通年販売している商品でも、季節(というより気温)によって
売れ方が大きく変化するためで、当社自慢のうなぎの蒲焼も
最高気温が20度を超え始めると、
売れ行きが変わり回転が早くなるからです。


ただ見に行くだけではありません。焼きます!
私もかれこれ4年ほど焼き続けていますから!

これは白焼き(素焼き)といって、当社では生からじっくり焼きますから、たれ漬け前によ~く火を通している所です。うちは無添加のたれを使用しているため、たれの粒子が細かく、よそのうなぎよりじっくり焦がし、たれがのりやすくなる様にしています。

仕上がりは、ほとんどこの「白焼き」の時点で決まってきます。
実際やる方が難しいですが、
私は魚屋さんの中に入っても負けないぐらい上手だと
うちの魚屋さんがほめてくれました。エッヘン!!


焼きあがるまでの過程に、色々秘密があり
簡単に教えるわけにはいきませんが…

だいたい
これで完成です!
どうです?
うまそうでしょう?






ところが、今年は中国産の食品の問題から
国産に需要が集中している事や、
稚魚(シラス)の漁獲量が年々減少していることから
まもなく三河一色からうなぎがいなくなってしまいます。
養殖に時間と手間がかかるので、
6月ぐらいに出る新仔(新物)うなぎまで持ちそうもありません!
お早めに!ご利用くださいませ!!


ちなみにこの時期、
家に帰ると6歳の娘に
「パパおいしそうなにおいがするね♪」
と言われます。
娘よ…、パパをかじるのはやめてくれ!!


でも、本当は…

ちょっとうれしい。






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