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2008年03月30日

ハナカミ王子様

コメント有難うございます。
お話のように、安心、安全は目に見えないところもあり、難しいものだと
思います。無農薬で作物を作っていても、隣の畑で農薬を散布すると、飛んで
きてしまいます。酸性雨も降ってきます。そんな環境ですから中々難しいものですが、やまのぶでは、こんな形で取り組んでいます。

元来、植物には自力で成長する力があります。
たとえば、自然の野原、雑木林などは肥料、農薬など使用しなくても立派に成長しております。何故でしょうか?。
植物自身で、広く根を張り、自然界に中で栄養素を取り入れています。
このような環境を時間をかけて作りあげていかなければなりません。

近来農業において、収穫量を増す為に人工的に科学肥料を与え、農薬を
散布して、野菜を収穫してきました。
その為、野菜など、作物は過剰な養分を取り込んでいます。
(作物のメタボリック現象です。)
過剰な肥料は植物の中で、硝酸帯チッソ(硫酸塩チッソ。硝酸イオン)として
残ります。

E.Uでは、硝酸帯チッソの残留濃度は2500ppm以下と決められています。
日本では科学的根拠がないとの事で、規制はありません
一般農法では、硝酸帯チッソの濃度は、平均1600ppmと言われておりますが
中には、2500ppmを超える作物もあるかも?。

有機栽培農法では、濃度は約、1300ppm位(国の有機認証)だと言われて
います。(2000 ppmを超える作物もあるかも?)

硝酸帯チッソは間の身体の免疫力を低下させるといわれています

自然栽培農法では、硝酸帯チッソは、多い作物で、200~300ppm、平均で
10ppmと言われており、人間の免疫力を高める可能性があるといわれております。

自然栽培(無肥料、無農薬)のための土作りは、3年~5年の年月が必要ですから(年々良くなっていきます)、今年から挑戦を始めました。

人への安心、安全は食物だけではありません。食品の添加物、水の汚染、
環境の悪化など、限りがありません。

だから、個人個人がその事に気付き、安心、安全、健康を保つ為に、小さな一歩を踏み出して行くことが大切ではないでしょうか?。











Posted by 山中 敦子 at 13:49 │コメントをする・見る(2)
この記事へのコメント
はじめまして・・・。
僕は、市内でイチゴを作っている農家です。専務が話された硝酸態チッソなどの件はよく知っています。特に葉菜類に多いですね。
 収穫量のアップ、すなわち収入アップは農業だけでなくどの業界でも実践していることは僕が話すまでもないかと思いますが、
 今年の、先月2月の収穫量と収入について参考までに話しします。去年に比べて出荷パック数は250~300パック程増加しました。しかし、収入は50万円以上のダウンです。毎日、百数十パックから数百パック出していますので、農家直売だけでは裁ききれません。隣の市場にも出しています。
 現場ではこれが現実です。
 ただ、僕も無農薬は無理にしても、減農薬栽培を積極的に取り組んでいます。また、天敵や納豆菌を始めとした微生物菌の利用もしています。
 これら、天敵・微生物菌も農薬としての国の認可が必要です。
最近の風潮として、農薬の存在を完全否定している感が僕には感じています。これは、今までの農家の(農協の)閉鎖的なところが原因かなと思います。僕も、農薬を肯定はしません。ただ、作物によって完全否定も出来ない原状があることも忘れないで欲しいのです。
 最後に、専務の取り組み陰ながら応援しています。
(30日(日)夜に梅坪店に行きました。僕は、お店で野菜がどんな感じで販売されているか見るのが趣味でして・・。またおじゃましますよ。)
因みに、僕はハナカミ王子ではなく、ハナカミ玉子です。
Posted by ハナカミ玉子 at 2008年03月31日 23:21
書き忘れてましたけど、これからもよろしくお願いします。何か勉強になることがありましたら教えてください。
市場では販売店の「声」は聞こえないので・・。
Posted by ハナカミ玉子 at 2008年03月31日 23:23
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ハナカミ王子様
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